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たった一人の30年戦争 [BOOKS]

小野田寛郎著
「たった一人の30年戦争」

自身の悩み、不安、壁、諸々…そんなものは些細過ぎる!と痛感させられます。
生きるという、凄まじいほどの執念、揺るがないぶれない信念。

飾りの無い文章でとても読み易いですし、
何より忘れてはいけない、何かを感じられることかと思います。


本作に記載されている以下の文章が突き刺ささる。
私は戦場での30年、「生きる」意味を真剣に考えた。戦前、人々は「命を惜しむな」と教えられ、死を覚悟して生きた。戦後、日本人は「命を惜しまなければならない」時代になった。何かを“命がけ”でやる事を否定してしまった。だが、死を意識しないことで、日本人は「生きる」ことをおろそかにしてしまってはいないだろうか。
〈本文より〉

おすすめいたします。

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