オーデュボンの祈り

自分的、伊坂幸太郎プチブームは、変わらず続いています。


だって読みやすいし、面白いんだもん。（笑）

で、

今更ながら読んだ、伊坂氏のデビュー作となる「オーデュボンの祈り」。




いいですねー、これは自分的にかなり好きです。気に入りました。


繊細、緻密で、まさに美しきファンタジーで、豊穣で芳醇なわけですよ。
読後感も、なんとも浸れるっていうか…

キャラクター設定も、なんとも不思議だったりする訳ですが、
なんの違和感もなく入り込んできてしまうし…

パラレルに進行していくストーリーが、しだいに紡ぎ合っていきながら
パズルが完成していくように展開していく手法はこの時からはじまっているんですねー。

これがデビュー作とは、全く思えません！
あんた、天才だよ。すげーよ！って感じな訳ですよ。


伊坂氏の正義感というか人間感のバランスみたいなものが自分的には好きですね。
なにが正義かといわれると難しいんだけど…
伊坂氏の作品は、そのあたりに共感しちゃうことが多いんですよねー。

コメント 2

お、かなりハマってますねー！話の展開や言葉の感じが村上春樹っぽくて読みやすくてイイですよね。ボクも結構好きです。
ただどれも似てて読み終わった時の印象が同じ気がします（笑）
by ヒノ (2010-02-26 15:56) 

ヒノッピじゃないのー。
読みやすいところがいいわけですよ。
だって、普段忙しくしてるから、難解だと寝ちゃうじゃないですか！
頭の切り替えにちょうどいいっていうか…

っていうか、早く事務所に来てください（笑）
by bassgill (2010-02-26 17:20)